JAL、社長交代電撃発表 客室乗務員畑歩んだ執行役員を抜擢

JALが、4月1日付で社長交代を電撃発表した。このタイミングでの交代というのは異例であり、公式には事故と交代は関係ないとしているようだが羽田で起きた炎上事故において通常のオペレーション通り着陸して事故が起きたという部分でJALは悪くないとしても航空事故は一般的に両方が悪いと言われる訳で少なくとも現役最新航空機を全焼させ客の荷物とペット二匹を失った点で経営陣としても責任を取るべきと判断したのだろう。
新たな社長が女性という事であるが、客室乗務員からスタートしてカスタマーエクスペリエンス本部長という事で、今回の事故で客室乗務員に一気に脚光が当たり、世界で賞賛されヒーローになり英雄になった訳で経営陣からすれば「機長やパイロットこそが最重要」と考えていたのかもしれないが異常発生時には立場が逆転し機長と連絡が取れず独自の判断でドアを開放して乗客乗員全員の命を守り奇跡を起こしたという部分を踏まえたのだろう。今の社長が「客室乗務員の日々の訓練の賜物だ」というコメントを残したあたりも伏線だったのかもしれない。
航空会社は営業エリアが空港に限定され機体も外国から買っている為、特色を打ち出しづらい業界であるのは言うまでもない。過去にLCCに対抗する形で大胆なキャンペーンをやっているがそれを継続するのかどうか、あの時スムーズに新幹線に振り替えできたのかどうかも含めてこれまで敵と見なしてきたが今回の事故で温かい手を差し伸べたJR東海との関係をどうするのか、サンライズを除いて唯一飛行機しか直行便がないと言われる四国との更なる関係発展、四国各空港の空港連絡バス代金を込みにしたパック商品の発売等、特色を打ち出しづらいとしても課題は山積しており二度とあのような事故を起こさないと誓い新たな色の翼で世界に飛び立つ事はできるのか、新たな経営陣の経営手腕に期待したい。