川勝知事、東海社長ベタ褒めも会長には無責任と批判

川勝知事が年内最後の会見において「丹羽新社長はご自身のカラーを出されていて会社にとっても良かった」と賞賛する一方、金子会長に対しては「社長時代に一方的に議論を進めており無責任」と批判した。社長が代われば会社も変わるのは当然の事である。

川勝発言の全てを認める訳ではないが、これに関しては東海が従前無視してきた観光施策を打ち出し結果として新幹線の業績にも貢献したという事で正しいと言えるだろう。リニア議論が大きく進んだのは政府でも国交省でも専門家でもなく沼津駅が聖地となっているサンシャインコラボであり、コラボ開始以降知事の表情は分かりやすく変化して笑顔が戻り、民間企業のアニメが売上2兆円会社をひっくり返しリニア議論が進む奇跡の好循環を生み出した。川勝知事は富士山の事・観光の事しか考えていない観光知事であり、金子社長時代は観光地にビジネスを押しつけたので反発を食らったのである。静岡県内の在来線・新幹線売上だけを見ると東名阪には勝てないのかもしれないが、単独東京ドームを埋めたサンシャインを込みで考えると東名阪以上というのは誰もが反論できない事実で特にラブライブに関しては運営側が東海とのコラボを望んでいた訳であり、現在は東海も深く関わっているはずだ。沿線各地でライブをやれば皆新幹線に乗ってきてブレードを売りまくればトータルでも黒字になるという当たり前の前提を金子会長は忘れていたようである。知事が知っているかどうか不明であるが、殆どの会社にとって会長は名誉職であり会社の舵取りや実務を担い指示を出すのは社長なので、会長を叩いても何かが変化する訳ではない。丹羽新社長は神頼み的な側面が強く来年も神にはリニア開業をお願いするのだろうが、神アニメとのコラボを全速前進で深めて神会社になりリニア開業を果たす事は出来るのか、更なる展開に期待したい。