川勝知事、田代ダム案容認 JR東海は地元愛を大切に地域を尊重すべき

川勝知事が会見で、田代ダム案を実質容認する発言をしたようだ。年間売上2兆円・利益5000億という莫大な金を新幹線ばかりに投入していた東海であるが、サンシャインのヒット以降考えを転換し県内にも資産やリソースを向けるようになり県も賛同に動いたのだろう。JRと県が対立せず頑張って努力して力を合わせて奇跡を起こしていけば、リニア開業の道筋も開かれる事だろう。数十年掛かるとかまたちゃぶ台をひっくり返すと見られていたが、ここ1週間ほど発言がないなと思っていたら急転直下の容認劇で衝撃を受けた人も多いはずだ。容認を示したのは感慨深いが、政府も東海もどうやって全量戻すかばかり考えていたはずであり、民間企業のアニメ作品がリニアを動かすと考えていた人はほぼいなかったはずである。

この2枚の発言を比べると発言のみならず表情も大きく変わっている事が読み取れる。静岡県内の在来線は赤字だから予算も出さない・施策も打たないという歴代経営陣の方針には断固反対であり、在来線オンリーの沼津駅にあれほど客が集まり会社が天地逆転した今年の神社長による神展開を新幹線会社と言っていた歴代経営陣に聞いてみたいものである。赤字なら黒字になるようにむしろ観光資源等を盛り上げるべきであり必死に頑張っているJR四国や銚子電鉄もある訳で、それは言い訳にはならない。静岡県内で事業の許可が下りる条件は「富士山を越え日本唯一である事」であり、在来線駅もホームも極力コストカットしてレールの上で面白味のない通勤列車を走らせるだけの会社に怒号を飛ばすのは必然で路線長が短い東の方が頑張っているというのは皮肉な話である。鉄道会社ならレールの外でも本気で営業して観光客をゼロからイチに増やし地域を護り地域を愛し地域に尽くすべきで在来線や新幹線をしっかりやってからリニアというべきであり、飛び級で大学入りたいと言っているのと同類に過ぎない。水問題の結論が出る方向かもしれないが、静岡県は30年以上のぞみが停車せずリニアも地域の発展にならず莫大な損失を受けている点である意味被害者であり、会社の方針は尊重するにしてもいかにして護るのか、JR東海はゴールではなく通過点と考え新幹線でボロ儲けした利益を使って静岡の宣伝になり観光客が増える沼津のアイドル「Aqours」を最大限活用し県民が笑顔になれる素敵な施策を打ってもらいたいものである。