ジャパンレールパス値上げで外国人客半減?国内客を優先すべき

ジャパンレールパスが10月から値上げされたが、実際に路線に乗ってみると外国人の客が半減したように感じられる。
もちろん外国人でも素晴らしい客はいるが、殆どの客が日本の列車内では静かにするという常識に近いマナーを守らず巨大なスーツケースを持ち込んで車内で騒いでいるように感じられる。いわば車内の治安が悪くなっていた側面は否めずJRも列車を動かしているだけで知りませんという立場で、外国人へのマナー啓発はあまり行っていない。新幹線で違う席に座っていても日本人だと厳しく言われるが外国人は言葉が通じないのでスルーとか説明を諦める係員も多いはずであり、それが現実なのにパスを発売して積極的に列車に乗せる理由が全くもって理解不能である。
そして乗り放題パスとして東京大阪を新幹線で往復しただけで元が取れるレベルの破格の優遇がなされており、これらの管理コストを負担しているのは定価で電車に乗っている日本人に過ぎない。そもそも海外は日本以上にバブル状態であり、日本に来れる時点で金があるのだからしっかり定価の運賃料金を払ってもらえば良いのである。外国人客が減れば満員電車解消にも繋がるかもしれない。また、指定席発券に回数制限がない(厳密にはパス1枚あたり110枚)ので出すだけ出して乗らない現象が起き、本当に乗りたい日本人が乗れないという事象も発生していた。レールパス利用者がタダで座席を押さえまくり新幹線が満席だから在来線で移動したとか旅行自体を諦めた人も多いはずである。
いくらインバウンドが大事と言えども一時期に比べてインバウンド熱も冷え込んでおり日本人を優先しないならば例の知事ではないが「JRはジャパンを名乗るな」という事になる訳で、まずは日本国内において地域のリーダーとしての役割を十分に果たすべきであり各駅で運賃を支払うという係員の説明が難しくどうしてもパスを廃止出来ないならば更なる値上げも視野に入れるべきであろう。