新幹線自由席券は途中で降りて買い物可能?改札出場は不可

JR東海が繁忙期におけるのぞみ指定席化を発表したが、自由席に座りたい人の一定数がひかり・こだまに流れる事が予想される。そしてひかり・こだまは静岡県内に停車するのが特徴だ。さらに、自由席特急券は本来1列車1枚であるが、新幹線は通しで適用するという特例があるので改札を出ず逆戻りしない限り一旦列車を降りて後続の列車に乗り直す事も可能である。つまり、静岡県内の改札内店舗でお茶一本、弁当一個でも買ってくれという意味合いが込められているに違いない。

東京から名古屋に行く人がのぞみではなくこだまに乗ったとした場合、上の図のように静岡駅で一旦降りて改札を出ず改札内の店舗で30分買い物等を楽しみ、後続列車で最終目的地に向かう事も可能である。静岡のみならず熱海でも三島でも浜松でも理論上は同じである。ただし列車が指定された企画きっぷ(ぷらっとこだま等)の場合はこの技は使えないので注意。改札を出た場合は残りの特急券は無効となる。一番人が多い繁忙期に静岡県内の店舗で買い物をしてほしいという意味が込められている可能性が高い訳で、県内どの駅にも大なり小なり改札内店舗があるのでお金と時間に余裕がある人はお茶一個でも弁当一個でも購入してゆっくり県民の優しさに触れながら旅をしつつ県内経済の活性化に寄与してもらいたい。