JR東海、繁忙期「のぞみ」全車指定席化 更なる拡大も視野?

JR東海が、繁忙期「のぞみ」を全車指定席として運用すると発表した。繁忙期に列車に乗りやすくすると言うのが表向きの理由だが、指定席料金収入が得られるという点、あるいは東海道新幹線は東北に比べて民度がよろしくないので民度を向上させる狙いもあるのだろう。厳密には自由席切符でのぞみ乗車を認めないという意味ではなく座らせないという意味であり、デッキでの立席乗車は認める。繁忙期における料金収入増は確かにあるかもしれないが、年間にならせば微々たる差でしかないだろう。それよりも自由席客をひかり・こだまに移す事で駅ナカ利用促進の側面も考えられる。
普通の人にとっては自由席設定のある列車ならどの便でも座れるのが自由席という感覚だが、身分の特定を恐れるごく一部の人にとっては身分を特定されずに長距離を高速移動できる訳で、そういう人の利用はわざと不便にして制限しなければならない。繁忙期に関わらず、今でも自由席と指定席は若干雰囲気が違う訳で、東のように最速達列車は全車指定席にして指定席料金を払って身分を特定している人でない限り高速移動はさせないという方針に切り替えるのかもしれない。

左:熱海駅(のぞみは停車しません) 右:スマートEX利用票と静岡茶
首都高が現金廃止を進めて民度が良くなっているように、クレカ専用券売機あるいはスマートEX等を推し進め、履歴が残らず足が付かない現金払いの人を不便にしていく必要もあるだろう。新幹線品川駅等では便利な位置がIC専用改札になりつつあるが、利用状況に応じて磁気改札を減らしてIC専用改札を増やしていくべきであろう。99%を超えるごく普通の人にとってはクレカ払いで指定を取っても何らやましい事はないはずであり、現金払い・自由席というお堅い概念を続けている東海道新幹線のキャッシュレス化・チケットレス化を推し進めてもらいたいものである。