JR東海、100万km記念でラブライブ新聞配布 最終日限定の装飾も登場

沼津駅におけるラブライブキャンペーンが本日最終日になる事に伴い、駅構内等で当日限定の大がかりな装飾が施された。開始当初に大ヒットすると思っていた人は殆どいなかったはずであり、本社に衝撃が走ったのは言うまでもなく一つのアニメが会社を変えたのだ。

こちらが最終日限定のスタンド装飾である。キャラ順に並べられ寸法キッチリ収めるあたり東海らしいと言えるだろう。この装飾も良くできており、ずっと置いて欲しいという声も聞かれた。在来線の駅をここまで装飾するのは鉄道史に残る偉業であり、神会社が神アニメと神コラボしたと言えるだろう。

全員のキャラとスタンドPOPである。ヨハネ語の駅名標(沼津)も公式扱いになったのか、グレードアップして掲示されている。

駅の柱にLocatoneのパンフが張られていたがそれが何になるのかと思ったら、グレードアップして「Aqoursのふるさと 沼津」の説明が張られていた。中身を読むとキャンペーンは今日で終わると書かれており、今日限定の掲示のようだ。今日限定のためにここまで作るとは、なかなかの気合いの入れようである。東京駅の会いにいこうでも同じ事をやっていたが、それはつまり社運を懸けたプロジェクトという事を意味する。

発車標もフルに使って告知されていた。ラブライブサンシャインを応援ではなくより広義のAqoursを応援という事は、キャラ9人のみならず声優9人も含まれ、さらにサンシャイン・ヨハネ両方含まれるという事なのだろう。ただどちらかというとAqoursというと声優の方を意味する印象が強く、次の機会と言っている事から単発かどうかは不明だがライブ・花火も含めて大がかりな企画を打ちそうな匂いがする。JRは列車を走らせる事しかできないとよく言われるが、企画に例えると地元もファンもJRの参加を待っていた訳であり、その為に場所もレールも引いてきた訳で、その上で走らせた列車(企画)が即満員という状況を生み出した。その中でも一番嬉しいのは車両やロゴの許可が下りないながらも1期・2期を描いた運営のはずだ。全国的にも珍しい地元が受け入れているアニメで、市長もちょくちょくイベント等に顔を出し「よりしげ市長生誕祭」と祝福されるほどで、しかも東海は金持ちとなれば、もはや無敵だろう。

そしてこちらがオリジナル新聞である。通常の新聞(特に権利に厳しい朝刊)は載せまくるとお叱りを食らうが、JRの新聞なので写真を撮る事は織り込み済みだろう。主な内容はJR東海が起こした「奇跡」の振り返りとなっている。内容は知っている人もいるかもしれないが、これを沼津駅で紙として受け取る事に意味があるのだ。わざわざ新聞の大きさで、しかもカラー印刷となっている。ファンの人は勿論であるがこれまで企画等に参加してきた人達も楽しめる内容となっており、アニメは知らないけど駅がすごい事になってるぞという地元民にも読んでもらいたい内容である。EX利用は条件になっておらず、LINEアカウントを登録して駅2階の観光案内所で画面を提示すれば誰でも無料で受け取り可能。9/15まで。
アニメはよく分からないという人は運営がユーチューブに無料公開している「1期1話」と「30分で分かる」シリーズを見ると考えが変わるはずだ。


駅長もノリノリなのが良いですね。市長のコメントも寄せられている。静岡の話題でJRと市長が同じ紙面に載るのは史上初ではないだろうか。JR東海と県民の信頼という意味でも今回のキャンペーンを通じてゼロからイチへ、イチからその先へ、を目指してもらいたいものであり、本編で描かれている「その日は絶対来る」という言葉をJR東海に贈りたいものである。

本日最後となるEX企画で受け取ったステッカーは主人公の千歌ちゃんであった。そしてそのステッカーはこれまで以上に輝いているように見えた。運営だけがやったとしてもJRだけがやったとしても限界があったはずであり、まさに奇跡としか言いようがないコラボが大成功のまま幕を閉じたのは感慨深い。東海の事なのでどの施策が効果があったとか前年比何%伸びたとかどれくらい新幹線利用に繋がったとかは分析して次に生かすのだろう。Aqoursは東京ドームも2回ほど出ており、ラブライブ自体は巨大組織であるがAqoursは奇跡のグループであり多忙な中でも沼津でイベントを開いて地域に根ざした活動を続けている点は他のアニメとの大きな違いである。2億あればアニメ1期作れるという事で、サンシャイン3期・ヨハネ2期にも期待したい所だ。次に見せてくれるのはどのような景色(夢・希望・未来)だろうか。今回のコラボでかなり再現されたが、本編を踏襲という点ではJRがやり残している部分は数多い訳で今後の企画、第二弾、第三弾と新たな物語の展開にも期待したい。