JR東海が京アニファンの「のぞみ」を叶えてくれたようだ。京アニショップ(京アニグッズストア)が京都駅にオープンし、連日大盛況となっている。以前の京アニショップの数倍の規模を誇っており、京アニ側から告知はないので東海が商品を買い上げた可能性が高い。と思ったらやはり東海直営だったようである。一人で5万買ったという人もいたようで、初日の売上は数百万行っていたのではないだろうか。
新幹線改札横の最高の立地であり、元々東海ツアーズの店舗が入っていたが閉店に伴いこの店舗がオープンした。京アニと言えば日本一のアニメ会社であり例の事件でコンテストも実店舗も終了し制作規模も縮小していたが、JRのコラボ以降元気を取り戻したのか新たな作品制作を発表している。政府がいくら法律を作っても売上や失った人達やデータは返ってこないわけで、事実上の国鉄が手を差し伸べるのは必然の流れと言えるだろう。なぜ東海と思う人もいるかもしれないが、新幹線の新大阪までは東海管轄である。在来線は西だが、路線維持で精一杯な西には難しい芸当だろう。
コラボの事もあるので響けユーフォニアムの作品が中心であるが、それ以外の作品も取り扱っているようである。徹底的に装飾するあたりは東海らしい、というか自社敷地なのでやりたい放題だろう。21日からはフリー入場となり、誰でも入れるようになった。
商品の並べ方も作品の特徴や大きさ等に沿って並べてあり、並べ方が非常にうまい。日本一豪華なアニメショップと言っても過言ではない。まるで美術館か何かと思うぐらいである。クリアファイルは東海ツアーズのパンフを並べていた設備の再利用だろう。
一番の主役はユーフォの楽器であり、ヤマハと連携し楽器の実物が展示されている。浜松に本社があるので話が通りやすかったのは言うまでもない。
アクリルチャームを買ってみた。何らかの商品を買って新幹線で帰路につくという人は多いはずである。日本一のクオリティを持ちながらも元気をなくしていた会社に神が手を差し伸べるのは素晴らしい展開であり、今後のさらなるコラボに期待したい。興味のある人はぜひコラボ企画に参加しつつショップにも行ってみてもらいたい。
