JALが東京~大阪の移動が出来なかった人のために羽田~伊丹の臨時便を設定したようで、ネットで賞賛されている。15日にも臨時が設定され新幹線の計画運休に伴う物であったが、あくまでも定価という事もあり搭乗率は50%程度だったようだ。16日分は既に満席となっている。
JALは過去に「のぞみへ。先に行ってるね」という非常に優秀なキャッチコピーを展開しJR東海に喧嘩を売り反対にJRも「新幹線はエコ」というような主張を繰り広げていた時代もあったが、最近はなりを潜めている。というよりLCC等の競合が増えてJRと喧嘩する余裕が無くなったと言えるだろう。むしろ最近は距離を縮めてコラボグッズを出すぐらいであり、適度な距離感は保ちつつもバチバチ火花を散らすのはお互い無意味と言う事に気づいたのだろう。
JALが臨時を出したのは今回が初めてではなく、東北新幹線区間でも運休等が長引いた場合には臨時を出してきた事はちょくちょくあった。客からすれば移動出来れば空でも陸でもなんでも良い訳で、事業者を跨いだ柔軟な対応に期待したい。
