サンライズ瀬戸・出雲は会社を跨ぐ列車が廃止される中でも運行25周年を迎えた。それを記念して枕やスマホポーチ等のグッズが株式会社書泉(アニメイトグループ)から発売され一部商品は既に品切れになっているが、スマホポーチが買えたので買ってみた。JR東海・西承認済み。サンライズが商品化されたのは当方の記憶の限り過去には無いので、おそらく初ではないだろうか。高松・東京・出雲市・広島・松山行きがデザインされていて列車自体の先行きを心配する声もあるが、グッズが出るという事はまだまだ運行を続けるという会社の姿勢の現れのように見える。
約1100円のスマホポーチ(送料別)であるが、スマホを入れるのにピッタリの商品となっている。表面はサラサラしていて肌触りが良く、ファスナーも付いていて品質が高い。レアな松山行きがあったりアニメ会社に作らせたり収益度外視の価格設定を見ると東海が依頼したのかなと思う節もある。これを持ってサンライズに乗ったり窓口できっぷを買ったりJR四国の車内改札で見せたりするとネタになるかもしれない。
ポーチと言いながらも中はクッションが敷き詰められており、スマホや小さめのデジカメ・メモリーカード・きっぷ等を収納するのに向いているだろう。裏面には285系がデザインされている。サンライズは夜行にしては異例の高い乗車率を誇っているが、それは客を運ぶだけではなく夢や希望を乗せ未来を見据えながら街を駆け抜け夜明けを待つスタイルに憧れて客も乗っている訳であり、興味のある人はぜひ買ってみてもらいたい。
