鉄道会社は「どの号車のどの位置に乗っても同じ」と宣伝していますが、実は違います。
普通列車はあまり違いを感じないのでどこでも良いですが、駅を飛ばして高速で走行する特急や新幹線の場合はどの号車のどの位置を選ぶかがかなり重要になります。まず号車ですが、端は比較的揺れやすいのでそれ以外の号車を選びましょう。図は5両編成の場合ですが、10両や16両でも同じです。そんなの気にしないとか他が埋まっていたという場合は端でも良いでしょう。JRのグリーン車が中央に設定されているのはこれが理由です。
次に車内位置ですが、窓際を選ぶというのはまず常識という人も多いかと思いますが、その次の特等席は最前列です。なぜなら前の人がいないのでリクライニングを倒される心配も無く、机が若干広めで足元も広い為です。また、中央は人通りが多いという特徴があります。なぜなら中央の人がトイレに行くあるいは移動する際は前または後ろを必然的に通る為です。後ろ端の人が前のトイレに行くとかはあまりないので、その理論で考えると後ろ端や前端は快適という事になります。
また、お勧めの時間帯ですが、土日よりも平日というのは言うまでもありませんが、その中でも6-9時、19時以降は比較的空いているように感じます。どの時間でも到着すれば良いとか近くあるいは隣に人がいるのは苦手という人は早めあるいは遅めの時間を選ぶと快適に移動出来るかと思いますので、特急や新幹線を予約する際の参考にしてみて下さい。
