JRクレメントイン高知宿泊記 駅近で便利・部屋綺麗で朝食コスパ最高

JRクレメントイン高知に宿泊してみました。2020年に新築された最新鋭のホテルで、最新設備が満載となっています。その名の通りJR四国グループのホテルで、高知駅徒歩2分なのが大きな魅力です。


まずは無料ラウンジが出迎えてくれます。宿泊者専用とも書かれていないので、完全自由なようです。

全ての階に選べる枕を設置、所定の階には電子レンジや自販機が置かれています。

クレメントインはクレメントの下位互換ですが、エレベーターはセキュリティ完備、各部屋入口に照明を設置する等、高級ホテルに負けない設備となっています。

照明類を消した状態の客室はこんな感じで、作業デスクがかなり広いので快適です。ベッドはサータ製ですが枕元電源は1個のみで、最低限といった印象ですね。左下に見える冷蔵庫は無音冷蔵庫で通常より価格は高いはずですが、無音なのでかなり快適です。携帯充電器も全室標準設置です。

照明やテレビを付けるとこんな感じで、合理化の要素はありつつもビジネスユースをしっかり満たす見せ方はうまいですね。線路から離れているので列車の音は殆ど聞こえません。

唯一のマイナスポイントは風呂が狭い事ですが、狭くても深いので窮屈になる事はありません。

エアコンは三菱製の個別空調を導入しているので、温度等を細かく調整出来ます。馬力が強いのか、滅茶苦茶よく効きます。ビジネス利用に必要な設備等をしっかり取り入れており、西のようにケチらずカネを掛ける所にはしっかり掛けるという部分は四国らしいですね。


ラウンジ自体は夜中も使えます。カウンター席は電源完備のようです。

ホテルのチェックイン・アウトに合わせた時間帯はコーヒーマシンを自由に使えるようです。

そしてこちらがコーヒーマシンです。ファミマが過去に使っていたマシンの上級版であり、200万ぐらいするのは間違いないでしょう。一杯500円ぐらい取っても良いのに取らずにご自由にどうぞとしているのは優しいですね。

ラウンジで飲んでも良し、部屋でも飲んでも良し、宿泊体験がアップする事間違いないでしょう。

線路沿いの部屋もあり、運が良ければ列車を外から眺める事ができます。防音がしっかりしているので列車の音は聞こえません。

衝撃を受けたのが朝食ですね。1300円のようでいくつか種類を選択でき夕食への振り替えも出来るようですが、今回は一番人気のカツオのたたきを選びました。ご飯お代わり自由で、都内なら3000円ぐらいしてもおかしくないクオリティと言えるでしょう。全国的に見てもビジネスホテルの価格帯でホテル館内設置の飲食店としては一番気合いを入れていると言っても過言では無いでしょう。平日も稼働率50%程度のようで割と成功の部類に入るはずであり、もっと早く建築しておけば利益に繋がっていたのは言うまでも無いでしょう。食事も含めて周辺の宿泊需要を丸ごと奪うぐらいのクオリティに仕上がっているので、興味のある人は泊まってみてください。