マック、勤怠記録改ざん発覚もトカゲの尻尾切りで終了?

茨城県内のマックFC店舗において勤怠改ざん・賃金未払いがあったと文春が報じているが、業種に関わらずフランチャイズではよくある案件である。
一般の企業には人事部がありそこが給与を計算するはずであるが、フランチャイズの場合はオーナーのワンオペであり人を雇って教育し、給与を払うまでオーナーの仕事となっており、それはすなわちオーナーに人事に関する知識がなければ違法な行為も可能になってしまう事を示している。従業員の給与を減らして家族に付け替える行為は典型的な不正であり、労基法の全額払いの原則に反し、付け替えた結果最低賃金を下回っていればその点でも違法となる。未だにコンビニでは雇用保険・社保に加入しなかったり、休憩できていないのにみなし休憩を勝手に引いたり、有給は無いと言い張るオーナーも数多い。改ざんさせないようにすることはシステム上可能だが、それをやると出退勤をミスした時に直さなくなるというジレンマも抱えている。本部側も不正が起こりうる事を想定し、内部で変更履歴を保存していたのが不幸中の幸いだろう。
マックに限らず、本部はなぜフランチャイズを採用したがるかというと家族等を含めた無限の労働力を安く使わせるためであり、もっと言えば今回のように未払い等の事件が起きてもオーナー個人の責任で本部には責任が被らない事を示している。セブンは過去にシステムミスで未払いがあり本部負担で支払ったが、あれはあくまでも異例のケースである。CMが多いのでテレビ局はあまり報じないはずであるが、本部がどのような対応を取るのか期待したい。