東海道新幹線、大幅遅延で終日運休決定 大雨激甚化でリニア急務の現状

JR東海は、大雨の影響で東海道新幹線が大幅に遅延して復旧が不可能だとして、東京~名古屋間において本日中の再開を断念した。現在線路上に残っている列車は始発に影響の無い範囲でできる限り動かすか、それが無理ならどこかで打ち切って終了となる可能性が高い。列車ホテルの扱いも無く、突然駅に放り出されて途方に暮れる人が多かったようである。

公式サイトから確認できる遅れ・運休の情報も上のようにカオスな状態になっており、505分遅れだとすると8時間以上となり、翌日の運行に支障を来すのは言うまでも無い。ただし、JR四国が2日前に予告し当日スパッと中止し昼から代行バスも出した中、東海は当日昼ぐらいまで無理に動かしてそれがたたったような感じも否めない。利用者が段違いなので二社の単純な比較は出来ないが、前日の情報発信や本数を減らして運転等の事前の対策はいくらでも出来たはずであろう。動かすのも大事だが、それ以上にもっと大事なのは止める事、なるべくアクセスが良く代替手段が豊富な駅まで客を運ぶ事である。前日に「明日は全便運転しません」ぐらい潔い方が利用者も計画を立てやすいという物である。巨額の黒字企業なので払戻は痛くは無いだろうが、定時運航率が下がるのでなるべく止めたくないのが東海の本音である。
最近は東海も新幹線を止めるようになったが、これの本来の意味合いは「リニアなら大雨の影響を受けませんよ」と暗に伝えているような気がしてならない。リニア反対という人も多いかもしれないが、雨に弱い東海道新幹線のバイパス路線的な役割を果たしている部分を認識しておく必要があると言えるだろう。