楽天モバイル「最強プラン」爆誕で話題 auに散々愚痴るも結局復縁?

楽天モバイルが「最強プラン」と称する新たな料金プランを打ち出し、ネットで話題になっている。データ無制限が大手の半額となる3278円であるが、これの特徴は通信が届きづらいエリアにおいてau回線を再度利用する事にしたものである。過去に楽天は「接続料が高すぎる」等としてauに散々愚痴って必死に基地局を建てまくっていたが、基地局建設に伴うモバイル事業の赤字が続き再度auと手を組む方が得策と判断した模様である。au側が接続料を引き下げたという報道も出ており、自社のプラチナバンドを奪われるよりは接続料を引き下げ楽天に貸し出した方がトータルで見れば安いと判断した可能性が高い。
楽天モバイルは引き続きプラチナバンドの獲得に向けて総務省等と協議を進めていく物と思われるが、楽天モバイルに割り当てられている周波数帯は1.7GHz/3.7GHz/4.5GHz等であり、屋外では繋がっても屋内やビルが密集する繁華街等で繋がりにくく職場や学校・自宅等で使いづらいという批判が多く出ておりプラチナバンドを獲得できれば接続の安定性が大きく向上するのは言うまでも無いだろう。仮にプラチナバンドが700MHzだとすると理論値ベースで約2~6倍繋がりやすいという事になる。ドコモの提案により既存大手三社は影響を受けない空き周波数(3MHz幅)の割り当てを受けられる模様であり、一滴でも二滴でもプラチナが貰えて楽天が静かになるなら大手三社も本望という所だろう。地デジが39チャンネル分(470-710MHz)を確保し高級地を陣取っているせいで携帯事業者が有効活用できない部分もある訳で、それぞれのチャンネルの使用実態等を踏まえて携帯への再割り当てを実施する等、総務省はこの点の議論もすべきである。
大手キャリアは楽天をまるで黒船来襲のように敵視しているように思われるが、大手はプラチナバンドを持っており屋内・屋外ともに繋がりやすい安定性・故障紛失時のサポート・auペイ/ペイペイ/d払いを始めとする決済サービスや主要端末等の品揃えが豊富な訳であり、SIMフリーによって大手から端末だけ買って通信は格安というようなやり方も可能になった訳で、大手も営業の方法を柔軟に変えていく必要があると言えるだろう。