JR大阪駅「うめきた地下駅」訪問記 最先端の顔認証改札も混雑回避が本音?

大阪駅の「うめきた地下駅」に行ってみました。2023年春に新しいエリアが開業したという事ですが、まだまだ使っている人は少ないですね。うめきたエリア・うめきた地下駅からも大阪駅を発車する全ての方面の普通列車に乗る事ができます。

グランフロント大阪のあたりが、いわゆるうめきたエリアですね。

22世紀を思わせる先端的なデザインになっていて、普段ケチっているように見えるJR西も実は金があったのではないかと思わせる雰囲気です。AI案内所という見慣れない窓口も設置されています。みどりの券売機の横に「みどりの券売機プラス」を置くのは本来どちらかを置く取扱のはずで色々ぶっ飛んでいる気がしますが、最先端技術の宣伝の場所と位置づけているのでしょう。この駅は全く別の駅のように見えますが、JR上は大阪駅扱いです。

こちらが顔認証改札です。新大阪~大阪の定期を保有し、専用サイトから顔を登録した人だけ使う事ができます。1ヶ月定期でも4000円ぐらいなので、大阪に住んでいない人でも4000円出せば試せます。ゲートが無い改札ですが、係員が見張っているのでエラーの人が通過すると止められます。JR初どころか全国的に見ても極めて珍しい鉄道における顔認証ですが、関東と違って関西はラッシュ時の密度が倍ぐらいあり、歩くスピードはそれほど速くないですが他人と衝突する勢いで歩く力(?)が強いのでゲート故障等も多いはずで、それならゲートを無くそうという発想になったのでしょう。元々JR西は1円以上あれば改札に入れますし、なるべく改札で止めないという思想のようです。初乗り切符と顔登録で通れるようにする等、試してみたいだけの人に何らかの方法が用意されると良いかもしれませんね。

ディスプレイを多数使った方面案内や旅客案内等、状況に応じた柔軟な表示が可能な設備が満載となっています。単純に新駅を開業したというのはあくまでも建前で異常に混雑している従来の大阪駅の機能を持たせる事で人流をこちらに流したいのがJR西の本音であり、今後の普及に期待したいですね。興味のある人はぜひ利用してみて下さい。