京急線「ウイングシート」予約・購入・座席指定方法解説


京急の一部快特列車に設定されている「ウイングシート」に乗ってみました。快特列車を1両丸々指定にするという特殊な運用なので知らない人も多いようです。suica等の乗車券とは別に座席指定券が必要となり、公式サイトのKQuickから買うと300円、車内で現金で買うと500円です。KQuickと不思議な名前ですが、京急自身がKQと言いたいだけかと思われます。混んでいる快特に必ず座れるというのが売りで、遅延等によって運用を中止する場合があり、中止した場合は自動払戻されるので安心です。主に日中のみ運行し、乗車駅は限定されますが、降車は自由なので一駅でも乗り通しても料金は同じです。ウイングシートには専属の係員がいて指定券を入口で検札した後は普通に客席に座るあたりがさすが京急ですね。
KQuickだとシートマップが利用できますが、現金購入では席の指定は出来ず係員の指示した席に着席します。ネット購入者はQRを見せる必要がありますが、QRを見せると食いつきが良いというか、LCCのスタッフより手際よく読み取りに来てくれます。

こんな感じで快特座席に枕カバーを取り付けた形になっています。車両は同じなので賛否両論あるようですが、当たり前の話ですが専属係員が予約済・料金を払う人は受け入れ、払わない人は一生懸命追い払ってくれるおかげで、人が少なく快適で客層がかなり良くなるという利点があります。「現金で買いますか?」「・・・」「じゃあここには乗れません」と言い切って弾くのは私鉄らしいですね。指定料金300円を考えても、すき家と同じように旨い安い早い会社と言えるでしょう。首都圏ではロングシートが当たり前な中、まるで西のように転クロにこだわり続けているのは京急だけですね。休日でもこのウイングシートに乗っていたのは数人でガラガラという意見もあり、採算が取れるのかは謎です。

照明もこちらの方が若干明るいような気がしますが、気のせいですかね。電源や机が付けば最高ですが、設備を固定してしまうと柔軟な運用が出来ない点、遅延等で解放した時に一般客も使えてしまうので設置していないのでしょう。タダ乗りを防ぐ為、運用中は他の車両からの通り抜けも不可・検札のあるドアからのみ入る事ができ、それ以外のドアにはシートが設置されています。ハード面はそのままに、ソフト面でやるというあたりが面白いですね。必ず座れるという利点の他にも客層が良いという利点もありますので、持病持ちで常に係員に見てもらいたい人・他の客に会いたくないVIP等の人・カメラやタブレット等の壊れやすい貴重品等を運ぶ人・堂々と飲食したい人・そのほか興味のある人はぜひ利用してみて下さい。