JR東「オフピーク定期券」開始も賛否両論 ラッシュ解消起爆剤なるか

JR東において「オフピーク定期券」の販売が開始されているが、今の所大きくラッシュの混雑率に変化が出ているようには感じられない。一定の効果はあるようだが、逆に各駅で設定したピーク時間帯前後が混み合うようになったという指摘も聞かれる。

なぜならこの定期券をわざわざ選んで買い換えない限りオフピーク定期にはならない上、オフピークに買い換えると通常より10%安い分、ラッシュ時に入退場すると定期とは別に通常運賃が課金されるというデメリットも存在する。本気でラッシュ対策をやりたければハード面での対策、つまり増便増車を図るのが一番有効である。
一方、平日昼間の閑散時間帯は山手線を除いてほぼ空気輸送状態なのも需要の平準化という点で見れば問題であり、平日9-16時でsuica入退場すれば運賃割引・閑散時間帯に運行する特急をえきねっとで買うと割引等、混み合う土日の需要を平日に分散させたり、時差出勤できる人を誘導させるといった事も自動改札機が時刻機能を持っているのであれば理屈上は可能であり、そのように踏み込んだ施策を打つ事も可能であると言えるだろう。感染症騒動以降、夕方以降の時間も終業後に飲み歩きするような客が減り19時以降はドカッと客が減っているような印象を感じる。混雑をハードでは無くソフトで解決しようというのは新しい発想であるが、今あるえきねっとや自動改札等のインフラをフル活用してもらいたいものである。