今日から実践!PCディスプレイの疲れ軽減策10個

パソコンの生産性を最大限活用するためには、パソコンのセッティングは最も重要と言えます。
視力は特殊な手術をすれば治るとかいわれていますが怪しい話で、ほとんどの場合失われた視力は戻りません。
パソコンのディスプレイは長時間見続けるものですから、どのような設定をすれば目を大切にできるのかまとめました。

1.ディスプレイの明るさは最大
明るさを暗くすると逆に疲れるディスプレイがあります(安いディスプレイはほとんどそうです)
エコモードを内蔵しているディスプレイも多いですが、それで目が悪くなって治療費がかかったら全然エコじゃないですよね。
かといって高いディスプレイを買うわけにはいきませんので、多少電気代はかさみますがディスプレイの明るさは最大(100%)にしましょう。

2.グラフィックボード側で明るさやコントラストを最小に
パソコンは映像を映し出すために何らかのグラフィックボードを内蔵しています。
デスクトップを右クリックするとそのグラフィックボードのコントロールパネルを表示できますので、そこから明るさやコントラストを好みに調整しましょう。私の場合は最小にしています。

3.グラフィックボードをつける
内蔵グラフィックで十分、ゲームもしないし。という人は多いですが、実は映像の出力品質がほんの少しだけ違うため、内蔵グラフィックだとごくわずかな点滅を感じる場合があります。内蔵グラフィックはCPUの中に内蔵されているため、いわば副業なのです。グラフィックボードを買うとそれ専門で本業で仕事できます。一番安いモデルでもいいのでグラフィックボードをつけると、これが改善される可能性があります。

4.2メートルで「50ルクス」
照明は非常に重要な要素です。私の場合は明るすぎず暗すぎずと言う事で、2メートルの高さで測った時に50ルクス程度がちょうどいいと考えます。もちろん暗いだろ!暗すぎ!と思う人も居るかもしれませんが、暗い分には節電にもなりますし、そのうち慣れます。
調光機能の付いている照明器具であれば、明るさを自在に調整できます。照明器具の説明書を参照してみて下さい。

5.画面までの距離は50cm
近すぎず遠すぎず、近すぎると視力低下の原因となります。よくゲーム機をものすごく近づけている子どもがいますが、あれと同じです。
おすすめは50cmですので、椅子や机やモニターの位置を調整して、概ね50cmになるようにしてみましょう。
文字が小さいようでしたら解像度を調整するか、大きさの大きいディスプレイへの買い替えをお勧めします。

6.非光沢ディスプレイを使う
ディスプレイ一体型PCが嫌われる理由はこれですが、地デジなどを売りにするために光沢型のディスプレイを採用していますが、これが目に悪いのです。なぜなら普通の紙は光沢もないし、反射しませんからね。
反射するディスプレイの事をグレア、反射しないディスプレイの事をノングレアといいます。
ノートパソコンはノングレア液晶は多いですが、デスクトップの場合はグレア液晶も多いです。次パソコンを買う機会があれば非光沢ディスプレイを選びましょう。

7.目線と同じか少し低いぐらい
ノートパソコンはモニターの高さは調整できませんが、デスクトップであればモニターの調整機能を使ったり土台を噛ましたりして高さを調整する事ができます。これに関しては色々な人が色々な事を書いていますが、ディスプレイは目線と同じぐらいの高さ(厳密には目線がディスプレイの中央)にすることをお勧めします。

8.定期的に休憩する
どちらにせよディスプレイを見続けることが負担である事に変わりはないので、1時間に10分を目安にパソコンを離れて休憩するようにしましょう。仕事の場合は休憩できないかもしれませんが。目をつぶったり、外の空気を吸いにいったり、何でも構いませんが、スマホを見ることは結局ディスプレイを見ていることで変わりが無いので気をつけましょう。

9.リフレッシュレートを上げる
私は60Hzのディスプレイは苦手なので、自分で手動で設定して75Hzにしています。
昔は75Hzにできたのですが、フルHD液晶の時代になってからデフォルトではできなくなってしまいました。
もしWindowsの設定で59Hzと60Hzが選べる場合は迷わず60Hzにしましょう。
プログラミングやWeb制作など長時間眺める場合は、ゲーム向けに販売されているような高いリフレッシュレートに対応したディスプレイにするのもよいでしょう。

10.ホットアイマスクやブルーカットカット眼鏡を使う
アイテムに頼るのも手です。
ホットアイマスクやブルーライトカットの眼鏡は通販でかんたんに入手できますのでお勧めです。
ただブルーライトカットに関しては人によっては色味が違って見えたり眼鏡をつけていない人にとっては重みが負担になる可能性もあるので「仕事中だけつける」など割り切った使い方が必要でしょう。

今日から実践できる物も沢山ありますので、ぜひ実践して目の疲れを軽減できるようにしましょう。