国産ロケット会見、失敗定義巡る質問に記者炎上「レベル低すぎ」

国産ロケット「H3」の発射が直前で中止になった件について、ある記者が「失敗という事ですね?」と質問し「我々は失敗とは捉えていない」と回答したが、再度記者が「それは一般的には失敗と言います。ありがとうございました」と発言し、記者がネット炎上している。
国産ロケット等の技術開発は将来的な国防や防衛にも繋がる訳でぜひ頑張ってもらいたいと思う所であるが、一般的に見れば飛ぶ・飛ばないが成功失敗と言う所なのかもしれないが、技術的な視点から見れば飛ぶ飛ばないは割と重要度が低く、想定通りにプログラムが動作したか、バグや不具合無く動作したかという点が非常に大きなウェイトを占めているのである。ソフト面は事前にシミュレーションできるが、ハード面は当日の気温や気圧による部分もありいわば当日の機嫌や運の要素も否定できないが、実際に動かす事でログと呼ばれる動作履歴を集めて今後に生かすという目的もある。異常が発生した際に続行するのではなく身の安全を重視した動作にする事を業界では「フェールセーフ」と呼んでおり、新幹線でエラーが出たら即停車とかATMが故障した際に客のカードを飲み込んで返さないのも一種のフェールセーフと言えるだろう。そういう事で飛ばなかったとしてもプログラムが想定通り動けば上層部が謝るだけで開発者はそれほど責められる事にはならない。今回は安全装置が事前に動作して想定通りにプログラムが動作、結果的に「中止」になった訳で「失敗」でないのは明らかだろう。失敗というのは地上では上手くいったように見えても、途中で想定外の動きが発生して制御不能及び空中分解するような動作を指す。そのようになれば地上に部品が落下して大惨事になりかねない訳で、そうならないように事前のプログラミングも含めて二重三重の安全対策が取られているのである。
このような変な質問をする記者がいるからこそ「2位じゃダメなんですか」みたいな議員が出てきたり技術開発・プログラミング・情報業界が軽視される訳であり、裏で必死に開発している人がいるからこそスマホ・ATM・レジが使えているという事実に気づいてもらいたいものである。