JR東日本パスの3月2日利用分が、2月2日から販売開始されたようだ。JR東日本の在来線・特急・新幹線が3日間乗り放題になる切符であり、内容は知っている人も多いかと思うが、注意点だけまとめておく。
簡単に図にまとめると上のようになります。全部自由、全部指定を前提にしましたが、勿論一回の購入で自由と指定を混ぜる事も可能です。
・えきねっとで予約、紙切符発券が必要
まずはパス本体を購入します。パスを所持した状態で当日電車に乗る使い方になっていますので、suica利用分、事前に買っていた切符、窓口購入、旅行会社購入等の後付け適用は出来ません。えきねっとで専用画面から切符本体を購入し、決済後、駅券売機で発券が必要となります。
・利用開始日に注意
利用開始日を間違える人がたまにいるようですが、開始日を間違えないように注意しましょう。
・枚数上限は無し
お金さえあるならば、本体10枚でも20枚でも買えます。一人あたり何枚の制限もありません。
・エリア外は実費
JR北海道区間、西区間、東海区間は運賃から全額購入が必要なので注意しましょう。東海道新幹線、北海道新幹線はご利用になれません。
・指定席は4回のみ
指定席は4回に限り無料となりますが、カウントは在来線特急も含まれます。指定席の発券はえきねっと・みどりの窓口・指定席券売機で可能です。その際、本体の提示が必要です。券売機の場合は本体を挿入して下さい。チケットレス乗車は出来ません。5回以上乗る場合は特急券等が別に必要ですが、運賃のみ有効となります。本体を提示せず購入した切符は全て適用されません。
・自由席は本体のみで利用可能
新幹線自由席、在来線普通列車自由席、特急自由席は本体の提示のみで有効です。
・改札の入り方
在来線自由席、特急自由席、新幹線自由席:本体のみを改札機に挿入して下さい。
新幹線指定席:本体と指定券を同時に挿入して下さい。
特急指定席:本体のみを挿入し、指定券は車内で提示して下さい。
・指定の変更は自由
回数の範囲内で古い券を提示すれば、無料で自由に指定券を変更する事が出来ます。予定が急に変わったり乗り遅れそうな時も窓口に行けばやってくれるので楽ですね。
・特急に使うか、新幹線に使うか
これも毎回論点になっている所ですが、前回の切符でもはやぶさが満席になるぐらいの大盛況となっていましたので、東北新幹線に乗る予定がある人はまずはやぶさを押さえた方が良いでしょう。珍しい在来線特急に乗りたいという人もいるかもしれませんが、在来線特急はいつでも乗れるのでカウントは新幹線に振る事を基本的に推奨します。地方で疲れて移動したい時に特急に乗る場合は指定券だけ払えば良いので出費が浮きます。
・本体は無くさないように
指定券はともかく、本体は22150円の価値がある切符ですので、絶対に無くさないようにしましょう。
前回の実施で苦情があった箇所はJR東も表示を増やす等して注意喚起しているようですが、細かい注意点を覚えた上で利用しましょう。
