四国電力、値上げ公聴会で陳述人ゼロ 東電は荒れそうな予感

四国電力の値上げ公聴会において、意見陳述人がゼロだったという報道があった。代わりにネットの意見が紹介されたようだ。
原発を動かしているからか、28%値上げと東電に比べて値上げ幅は小さい。JR四国の値上げ公聴会にも陳述人がいなかったようであり、会社の申請通り認可された。四電は四電プラザ等も開設し地域密着を訴え、特に大きなトラブルも起こしていない。
大きな反発が予想されるのは、6月からの値上げをぶちあげている東電だろう。自分で値上げの理解が得られない事は分かっているので渋々一番最後に申請したのだろう。反対の人がまず唱えるのは「福島の責任を果たしたのか」「柏崎刈羽の不祥事責任は果たしたのか」であり、「果たしてます」と言えない以上公聴会を開いても大荒れする可能性が高い。これはどう答えてもアウトなのでこの質問をされたら詰み確定である。東電も原発を再稼働すれば電気料金を下げる事が出来るという意見も一部に存在するが、柏崎刈羽の核物質防護が緩すぎて規制委に怒られている訳で、第三者が入れちゃうガバガバセキュリティ意識を改善しない限りは東電の原発再稼働は絶対にあり得ないだろう。値上げするのならば、福島の責任を果たしてからにしてもらいたいものである。