JR西、乗客10時間缶詰「自己責任」謝罪も炎上しなかった理由

JR西が、大雪によるポイント不転換を発端とした立ち往生で10時間客を缶詰にしたとして謝罪会見を開いたが、それほど炎上しなかったのはなぜか。
1.命を守った
職員による「降りる方は自己責任で」という発言が波紋を呼んでいるが、安全は保証しない・落ちても知らない・対向列車が来るかも分からない状況でどうなってもいいならどうぞという意味なのだろう。一部列車では残ればJRが用意するホテル、降りれば何も無しという究極の選択を迫られたようだ。西の客ならユーチューブやニコ動にある福知山線事故の後に作られた例の教育ビデオ(股尾前科)を見た事のある人も多いはずである。客が避難中に好き勝手に歩いて対向列車に轢かれそうになるという内容であった。その点では車両にいた方が安全という解釈になるのだろう。
2.10年に一度の大寒波
史上最低気温とかいうレベルの日に外出し、しかも電車に乗る人の方が自己責任という意見も飛び出している。政府も外出自粛を呼び掛けていた割に事象を起こしたら西が悪い一辺倒でお互い良くするアイデアを出さないのはいかがな物かという論調もある。
3.あの会社なら仕方ない
福知山線事故の時に西は炎上しまくっているのでなかば諦めのような感情を抱く人も多かったようである。
4.融雪装置の起動ミス
これは完全に西の落ち度といえるだろう。数値が基準に達していなかったようであるが、数値に関わらず大雪が見込まれる場合には起動させておくべきであった。現に関西私鉄は起動させておりトラブルの報告は一切無かった。また、運転士は客の要望を指令に伝えたが、運輸指令が客を降ろすのを拒否したという報道も出ているがこちらも検証が必要である。
よって、意地でも客を降ろさなかった西が正しいか、早く駅に行きたい客が正しいかは賛否両論を呼ぶところであり、今後しっかり検証と課題の洗い出しをしてもらいたいものである。