岸田政権「春から5類」に倉持医師反発 賛否両論勃発も暴走止めるべき

マスコミが都内の日々の感染者を報道しなくなったと思いきや、急に出てきたのが5類報道である。当然医師等にも話は通しておらず単純に総理の思いつきのようで特に慎重派から反対論が渦巻いており、倉持医師もその一人なのだろう。岸田政権の事なので名前だけ変えて運用はそのままという可能性もありうるが、細かい部分の詳細は全く発表されていない。屋外マスク不要で何も変わっていない以上、屋内不要のアナウンスに効果があるかは未知数だ。報道では致死率低下を受けてと言っているが、本音は支持率低下を受けてという所であろう。

5類になるという事は普通の風邪と同じ扱いになる訳であり、病院に来たとしても「その辺の風邪薬買って下さい」「様子見て下さい」「分類変わったので細かくは見ません」「では次の方」で突っ返されるのは明らかであり、患者が不満を募らせる原因になり得るのは言うまでもない。風邪で内科に行ったとしてもそのような対応をされるのでそれと同じ対応になるのは明らかだ。政権内で反対論が出ていないのも数百兆円と言われる感染症に投じたお金が底を尽きており、医療業界等への感染症関連の補助や支援をカットしたいのが狙いなのは言うまでもない。高価な治療薬も全額自己負担にはならないだろうが、今までのように全てゼロ円とはいかず、ある程度の自己負担が発生する事になるのだろう。検査体制をどうするのか、入院体制をどうするのか、中等症・重症の場合はどうするのか、治療費はどうなるのか、事務的な細かい部分を決めないままに思いつきで発言する政権の暴走に対して、医師等はハッキリNOを突きつけるべきであろう。