川勝知事リニア反対の本心は?国道・高速道路への影響も調査すべき

川勝知事は、リニアの建設については同意しているが、県内の工事着工は認めていない。何としても阻止したいという一心が見え隠れする訳であるが、その答えは後生大事に守っている新東名のクッションに表れていると言えるだろう。このクッションは新東名6車線化が完了した時にネクスコが打ち出した「犬と猫どっちも飼ってると毎日楽しい」を描いたものである。

JR東海の社長と会談する時もこのクッションを背中に敷いて会談に臨んでいる訳であるが、静岡県は道路事業については比較的前向きな立場で現在も県内のあちこちで新規建設や拡幅事業が進んでいる。乗換案内等で調べると分かるが、現在東京~静岡で調べた場合に新幹線と高速道路の時間はほぼ同じか高速の方が30分遅いぐらいとなっている。しかしリニアが開通すれば大きく差が開く事になり、御殿場アウトレット等に立ち寄りつつ名古屋や大阪等に車で行っていた人の一部がリニアに移る事は間違いないだろう。そうなれば県内の経済にも影響を与える事になるのである。現在の東海道新幹線の高速化が行われていないのもこの理由が関係している可能性が高く、国策リニアというのであれば政府は静岡県の一般道及び高速に対して道路拡幅等を含めた多額な投資を行い少なくともリニアで失われる客数分の補填を実施すべきである。