JR東「みどりの窓口」大粛清も茨城だけ温存させている理由

JR東が「みどりの窓口」を都内であろうが特急停車駅であろうが容赦なく廃止しまくっているが、なぜか茨城では他県なら廃止になるクラスの駅(荒川沖等)でも廃止せず温存させている。話せる券売機(通称カエル)に置換する訳でも無く、管轄内で廃止に踏み込んでいないのは茨城だけだろう。

上は水戸駅のみどりの窓口であるが、関東の中でもそこそこ活気があるように感じる。単純に茨城県民はスマホ等の電子機器は苦手でアナログ好きという所なのだろう。スマホを持っていないという人も多い。コンシェルジュ等でスマホに誘導しようとしてもスマホは持ってない、登録は面倒、機械は苦手、やり方わからない、早く切符出してくれと言われれば終わりである。高額切符を現金で買ってくれるので実は東からすれば美味しいのかもしれない。上野駅の窓口は昼間でも閑散としていたが、こちらは常に5人ぐらい並ぶという活況ぶりであった。窓口の利用率が高ければ当然窓口は温存するしかない訳で、茨城の窓口廃止は当分先になる可能性が高い。