JR四国も白旗上げる伊予鉄 松山駅高架化で新たな賑わい創出に期待

愛媛県松山市にはJR松山駅があるが、市民がよく使っているのはJRではなく伊予鉄である。市内電車は10分ごと、郊外電車は15分ごとという単純明快で分かりやすいダイヤが特徴であり、JR客を奪っているのは言うまでも無いだろう。

殆どの都市ではJRを中心とした街作りや開発が進められており、四国も例外では無い。しかし四国四県の代表駅で私鉄とJRが逆転しているのは愛媛のみであり、ゆえにJR側も地域に配慮してこの周辺では積極的な攻勢を掛けていないのが現実だ。東ならバンバン駅ビルを建てて攻勢を仕掛けるだろうが「他で稼ぐからまぁええですわ」みたいな考えでそれをしないあたりが実に四国らしい。JR駅(左写真)周辺に殆ど開発がされていないのを見ればそれは明らかでJR四国直営のクレメントが代表駅に無いのも愛媛のみであり、代わりに宇和島に建てたようである。今後行われる松山駅の高架化によりどれほどの店舗がやってきて人の賑わいが生まれるのかJRの手腕が問われていると言えるだろう。
 
市内電車(路面電車)で行ける大街道には大きな商店街があるが、高松ほどでは無いものの機能的で親しみやすく過ごしやすい店舗が集まっていると感じた。他で稼ぐと言っても限界がある訳で、JR側もそろそろ本腰を入れる時期が来たのかもしれない。