ジェットスター機爆破予告 セントレア着陸賞賛も今後の課題浮き彫り

ジェットスターの爆破予告についてひとまず全員無事で何も無かったというのは良かった所であり海外からの電話という事で今後警察の捜査が進んでいく物と思われるが、マスコミが言わない視点から分析していく事とする。今回成田に戻らずセントレアに着陸した訳であるが、この判断には賞賛を送りたい。客は福岡に行きたい訳なので成田に戻っても無意味であり、現在飛行地点に近く新幹線との接続が出来る名古屋(セントレア)を機長が選んだという事で、降ろされた客は新幹線で福岡に行った人もいるようでその代金は一時的に客の立て替えとなり、コールセンターに連絡という流れになっているようだ。しかしその影響でセントレアを発着する便が大幅に乱れたのは関係者も予想外だっただろう。
一方で、ジェットスター側が機内アナウンスで当初「機材の故障で引き返す」と言っていたが、最初から真実を言うと客が混乱するのである程度着陸の目処が立ってから真実をアナウンスしたのだろう。これについては賛否両論がある。
客は大きな荷物等を機内に置いて非常脱出、機材は一旦警察の管轄下になり警察が捜査して安全を確認した後に私物を取りに行けたようであるが、成田のインフォメーションと機長との連携がスムーズに取れていれば離陸する前に止める事も可能だったのではという意見も散見される。ただそれはそれで客の不満が増大するほか成田のダイヤも乱れる訳で、どちらが良いかは甲乙付けがたいが、もう少し対応を早くする余地はあったと言えるだろう。ジェットスターは機内アナウンスで酸っぱいほど「安全阻害行為は50万以下の罰金」と連呼しているので客が暴れたり暴言を吐く事は日々訓練しているだろうが、外部から電話でと言うのはどこの航空会社もあまり想定していないはずであり、今回の課題の整理及びこういうケースが起きた際のスムーズな対応に向けたマニュアル等を整備していく必要があると言えるだろう。