ホテル業界蔓延「写真詐欺」食事内容変われば撮り直すべき

静岡県の宿泊施設において従業員を殴ったとして逮捕された男が「食事が予想内容と違った」と供述していたが、一部のホテルでは専門の画像加工業者に頼んでまで建物や部屋を美しく見せたり豪華絢爛な食事の写真を載せていたが実際はその半分以下、という話も耳にする。
どのホテルも競争で経営が大変なのは理解できるが、バイキングやビュッフェで種類を減らしたのに昔の写真のままとか、実際には出てこない食事の写真を載せて出てくると錯覚させるような行為は詐欺や景表法違反(誇大表示)になりかねないので十分に注意してもらいたい。
また、シングルで綺麗な部屋の写真を載せていても改装済みの部屋だけというケースもたまにあり、そのような種類がある場合にはチェックイン時に十分説明すべきであると言えるだろう。10日に全国旅行支援が再開となり県外の知らないホテルに泊まる機会も増える中情報を得る手段はwebがメインになる訳で、写真等含めて正しい情報を発信するように観光庁も呼び掛けてもらいたいものである。