青いカニは安いので、ほとんどのWindows PCに生息しています。
そもそも青いカニとは何なのか。
こんなマークをしているわけですが、蟹だ蟹だと言われますがれっきとした「realtek」というちゃんとしたメーカーなのです。
名称と蟹が全然関係無いわけですが、蟹の精神とか訳の分からないことを書いていたりチップに蟹の絵を刻印するちょっと変わったメーカーなのです。
インターネットボードでは世界シェア70%、サウンドの方では世界シェア50%を有していると言われます。
安かろう悪かろうの典型だと言われていますが、最近は改善されつつあります。
さて、PC初心者の中には操作を誤ってこの青いカニのプログラムを削除してしまう人がいます。
青いカニのプログラムは厳密にはプログラムではなくドライバですので、これを消してしまうと音が出なくなったりネットができなくなったりします。ドライバの詳細な説明は省略しますが、普通のWordやExcel等のプログラムより上位に立つものと思って下さい。
よってこの青いカニはウイルスやら怪しい感じがしますが、絶対に消してはいけません。
もし消してしまった場合は、以下のようにもう一度ドライバを入れ直して下さい。
○音が出なくなった場合
Realtekのサイトに行って、High Definition Audio Codecsをインストールして下さい。
AC97は古いPC向けですので、最近のPCではインストールする必要はありません。
○ネットができなくなった場合
サイトマップのdownloadsで該当するチップのドライバをインストールしますが、チップの名称が不明な場合はPC製造元のページからドライバをインストールして下さい。例えばPCの型番で検索すればメーカーのページが出てきます。
詳しいことが分からない場合、メーカーのサポートに電話するか購入元の店に問い合わせして下さい。
青いカニを消すと大変なことになるのでお気をつけ下さい。
