月額380円で「猫飼い放題」等を謳うサービスが、登録者急増を理由にサービスを停止すると発表した。登録者急増はあくまでも建前であり、環境省が動物愛護法(終生飼養)の観点から調査する、あるいは運営母体が動物を有償でやりとりする際に必要となる関係法令の登録を行っていないのではないかという観点で千葉県が調査を開始したという国会議員のツイートも出ており、法律面から停止に追い込まれた形になるのだろう。「猫がかわいそう」みたいな感じでなんとなく嫌だとかなんとなく辞めるべきという感情論的な意見がネット上に多かったが、国を動かしたければロジカルに主張しないと動いてくれないのである。
やりとりの対象となる動物が猫であるだけに政府の対応も早く、23日にこの問題が大きく取り上げられた影響で環境省や国会議員はクリスマス休みを返上してこの問題の対応にあたった点では敬意を表しているネット民も多いようである。処分されるぐらいであれば飼える人に飼ってもらうというフロー自体は評価するが、飼えなくなったら返せるという部分も含めてそのやり方及び宣伝方法については改良の余地があると言えるだろう。
