JR四国の特急指定席トラップに注意 需要に応じて車両内で分断運用

JR四国の特急では、自由席という表示がありながら1~7番が自由席、それ以降は指定席と案内される場合がある。3番や10番の場合もあり、どこまでを自由・指定にするかを当日の需要状況によって変動させているようである。天井近くの画面にも表示される場合がある他、アナウンスでも告知されるが音楽を聴いていてフラッと乗車したらアウトというケースもあるので注意が必要だ。最新車両では緑ランプが付いている部分は指定席になる他、枕カバーが自由席と指定席で異なる場合が多いので、それを参考にしてもらいたい。個人的に四国で特急の指定席は不要だと思うが、確実に座れる事を保証する点で県外の観光客から人気のようである。

自由席特急券で指定席に乗った場合差額を徴収される他、特急自由席のみ対象のフリーきっぷの場合は特急券から買い直しが必要になるので注意してもらいたい。現実問題として車内改札で注意を受けて席を移動すれば差額を徴収される事はないはずであるが、そこに座り続ける意思を示した場合は徴収される事もありうる。JRとしても床に線を引く等、上や枕カバーを見ない客に対する対策を実施してもらいたいものである。