東海道新幹線の豊橋~名古屋間で停電が発生し、現在上りは新大阪~静岡、下りは東京~新大阪の区間で運転を見合わせている。調査が必要ということになり見合わせ区間が拡大したようだ。
停電が発生というのはかなり稀だが、客の多い平日でなかったのが不幸中の幸いというところだろう。平日だったら取引先との契約どうしてくれるんだ!等と客が暴れまわっていたに違いない。
N700Sにはバッテリーによる自走装置が付いているが、トンネルや橋梁上で停電した場合に安全な場所までの走行を想定したものであり全区間走れる訳ではない。仮に自走できたとしても線路上には非対応のN700Aもいるので無意味である。
東海道線(在来線)や北陸新幹線ルートは動いているので迂回できる人はそちらに迂回した方が良さそうだ。2時間以上の遅延や運休があった場合は規則により払い戻しが受けられる場合があるので、見合わせで困っている人は窓口等に相談してみてもらいたい。過去の同様のケースでは点検時のボルト付け忘れミスによって停電が発生した報道もあり、社長が出てきて説明するのは勿論であるが、徹底的な原因究明や再発防止が求められる。
