東海道新幹線「カードゲーム」勃発で芸人トイレ行けず賛否両論

JR東海の東海道新幹線において、通路を挟んで2人あるいは3人でカードゲームが始まり、窓側に座っていた芸人がトイレに行けなかったとツイートし、賛否両論となっている。運転士トイレ問題の次は芸人トイレ問題である。芸人のツイートには写真が添付されており、座席が青いので東海道新幹線である事は間違いないだろう。細かくトイレに行くような人はのぞみではなくひかり・こだまなら客数が少ない上、どうしてものぞみに乗るならグリーン車の方がいいかもしれない。

まず論点としては新幹線でカードゲームをするのはマナーとして良いのかという部分から始まり、一度広げたら収拾が付かなくなり、かつ熱中して客が容易に移動できないような事は公共空間ですべきでは無いという論調もあった。芸人側もトイレなら先に行っておくべきではないか、数時間も耐えられないのか、座席を事前に変更すべきでは無かったかという問に対しては会社側から貰ったチケットなのでと回答していた。しかし割引切符で無い限りは座席の変更が可能な場合があり、みどりの窓口等に相談してみると良いだろう。そして芸人側も「トイレ行きたいんですけど」等と言葉を発すれば良かったのでは無いかという論調も出ているが、バトルが勃発していれば声を掛けづらいのは事実だろう。JR東海は「パーサーを呼んでください」と言っていたようだがこれも答えになっておらず、B席とC席でバトルが勃発している状況で窓際の人がどのようにしてパーサーを呼ぶのか東海は見本を示してもらいたいものである。飛行機のようにパーサーを呼ぶ押しボタン等を設置しない限りはこの問題は解決しない訳であり、客同士でマナーを守って使ってくださいというのであれば「テーブルを使う際は隣のお客様にご配慮頂き、トイレ等の意思を示された際はテーブル収納にご協力ください」等の注意書きをテーブルに掲示すべきである。