高松空港屋上には「送迎デッキ」が設置されていて誰でも自由に出入りできるが、積極的な宣伝はされていない。またアクセスもあえて不便な設計になっており、端のエレベーターからしかアクセスできないようになっている。
空港と言えば厳重な軽微で知られているが、フェンスも低めであり、さらにフェンスをくり抜いて暗に「カメラはここで撮ってね」と言わんばかりのサービス精神の高さは他の空港では見られない。
くり抜かれた場所から写真を撮ると、このように綺麗に撮影できる。地方空港にしては異例の便数であるJAL・ANAが毎時1本で飛んでいるので30分ぐらい待てば離着陸の風景も見られるはずだ。
雨の日も濡れない野球のベンチ席のような場所もあり、山々を見る事も出来る。成田の屋上にもデッキはあるが、屋根までは無かったはずである。
航空機のタイヤがそのまま置かれていて衝撃を受けた。これでも悪さする人がいないのだから素晴らしい。高松空港は羽田・成田のように使ってもらって終わりでは無く、飛行機に興味を持ってもらおうという仕掛けが満載である。
送迎デッキから2階の様子を見る事ができる。建築時に予算が余ったオマケなのかは不明であるが、空中回廊のように変に凝っているあたりが素晴らしい。飛行機に乗らない人でも行く事が出来るので、興味のある人はぜひ行ってみてもらいたい。
