新幹線より高い特急「サフィール踊り子」乗車記 東海並走で生まれた贅沢


新幹線より高い特急列車「サフィール踊り子」に乗ってみました。踊り子のさらにグレードの高いバージョンで、乗車券+特急券+グリーン券が必要になります。原則1日1本で、繁忙期等は2本になる事もあります。なぜこのような格式高い列車をこの区間に投入したのか、答えは簡単で東京~熱海は東は東海道線として管轄しており、一方で東海は新幹線として管轄しています。この区間に新幹線を作るのは不可能なので、新幹線客を呼び寄せたい部分を狙っているのは間違いないでしょう。そして所要時間も在来線特急なので熱海まで1時間半掛かりますが、贅沢な空間にすれば所要時間の差など忘れてあっという間に目的地に着くという考え方は上手いですね。グリーン券の規約上、品川から乗ると1500円ほど安くなります。

全席グリーン車という何とも贅沢な列車で、東の気合の入れ方を感じます。管内の特急列車で一番高級なのではないかと思うぐらいですね。いわば在来線のグランクラスといった所でしょうか。指定券を自動改札に通した客に対しては車内改札はスキップされます。新幹線グリーン車は2+2ですが、この車両は幅が狭いので2+1になっています。と考えると新幹線の座席とほぼ幅は同じかそれより広いですね。

一応グリーン車なので読書灯が付いています。読書灯は白色LEDでかなりまぶしいです。4号車はカフェテリアとなっており、サフィールペイを使うと購入できます。登録が面倒だという人は車内販売もあるのでそちらを使うと良いでしょう。在来線特急で車内販売というのは全国を見てもかなり珍しいと言えるでしょう。そしてこだまは車内販売はないのでその点ではこちらの方が上です。

机の下は雑誌などを挟むスペースになっていますが、前の席の人が不快に感じるのであまり使わせないようなデザインになっています。グリーン車なのでサイドテーブルも出せます。結構これは知らない人も多いようですね。電源は肘掛けの下にあります。


伊豆の風景を楽しみながら移動時間を満喫する事が出来ます。速度で勝てないなら内装を豪華にというのは一種の答えと言えるでしょう。作業をするも良し、もちろん食事を楽しむのもアリでしょう。新幹線と同じぐらいの快適さを誇り昼間に動く列車で言えばおそらく東管内で最上級の特急列車と言っても過言ではないので、興味のある人はぜひ乗ってみてください。