JR東海、在来線にもホームドア設置 国の制度活用で運賃10円値上げ

JR東海が、名古屋区間の在来線にホームドアを設置すると発表した。事業完了は2030年を予定しており、国が用意したバリアフリー制度によって名古屋区間の運賃を10円値上げし、それをホームドア整備に使うとのことである。ただし通学定期は据え置きとする。

自費設置も含めてこれまで客の多い駅や事故が起きた駅に多数設置してきた東に比べ、東海の在来線ホームドアは皆無である。新幹線では主要駅に設置みたいな状況であるが、静岡地区の在来線で言えば熱海・三島・静岡・浜松・沼津・清水・富士には設置した方が良いだろう。一日でも早く設置したければノウハウを持つ東にお願いした方が早い訳で、自社製品をお金を出して買ってくれるのなら東も嫌とは言わないだろう。まぁ東海道線(静岡県内)は東に侵食されつつある区間なので東の顔色を伺い次第になるだろう。無人駅や客がほとんどいないような駅には不要かもしれないが、一日乗降客数が一定水準以上の駅には機械的にバンバン設置していくぐらいで進めてもらいたいものである。