警察遺失届デジタル化試行開始 旅先で忘れても全国一括検索可能

警察庁が、一部の地域において今年度末から忘れ物・落とし物等の拾得届・遺失届デジタル化及びそれに伴う検索サービスを始めると発表した。菅政権が発表していたことがついに実現する事となる。現在、落とし物をすると届ける方も1時間ぐらい掛けて書類を書かなければならず、受け取る方も同様の書類を書いた上で警察がそれを検索するという形を取っている。これらがオンライン(デジタル)になれば警察の仕事も最小限になり、他都道府県で落とした物も各都道府県毎に申請せず一括でネット上で検索できるという大きな利点も出てくるという。
「不正が出てくるんじゃないか」という人もいるかもしれないが、例えばネット上には茶色い財布と簡単な概要だけアップしておき、本人が来た際には本人しか分かり得ないような質問をしてそれが合っていれば返すようにすれば何ら問題無いだろう。高速・飛行機・新幹線が発達し一日で日本中どこでも行ける現在、早急に全国対応する事は急務であろう。例えば東京の人が北海道・沖縄に旅行して財布を落としたとしてもそれが分からないというのも滑稽な話であり、更なるサービス拡充も検討してもらいたい物である。