5G普及も誰も語らないバッテリー消費激増問題 4G時代の2倍?!

政府及び携帯会社は5Gを普及させようとしているが、5Gは高速通信を実現できる半面、それに伴うバッテリー消費が非常に大きい。下手すれば4G時代の方が電池持ちが良かったのではないかと思うぐらいである。高速通信できます!と謡っているが、じゃあ電池持ちは?と突っ返してあげたいぐらいである。
スマホの高スペック化も関係している可能性は高いが、バッテリーの技術は大きく向上していない。スマホ登場初期はバッテリー容量1500mAhは当たり前、5年前で2500mAh、最近は3500mAhが平均のようである。急速充電も一気に%が増えるので充電しているように見えるが、実際は減りがかなり早い部分もある訳で「30分で50%充電できます」等の表記の禁止、及びJIS等でスマホ等モバイル端末のバッテリーの割合表示について何らかの基準を示す事が必要だろう。またスマホのスペック表示に通話と待機時間だけではなく、タップや動画再生・ブラウジングを行った場合の実使用に近い使用時間も追加すべきである。はっきり言ってバッテリー技術は5Gに追い付いていないと言っても過言ではなく、いくら高速通信出来たとしても電池持ちが悪いのではせっかくの技術も宝の持ち腐れになる。特に新幹線等の長距離高速移動での消費もかなり大きい。
携帯会社は5Gと連呼し1円販売で刈り取りを進めてでも普及させたいのだろうが、チップ会社とも協力して通信時の消費電力低減及び新幹線等の高速移動時の待機電力削減を進めてもらいたいものである。