共通テスト「情報」試作問題解いてみた 割と簡単で運営も試行錯誤?

共通テスト「情報」の試作問題を解いてみました。とりあえず考え方と回答だけ簡単に示しておきます。

SNS・メールだからといって信用できるとは限りません。またアニメアイコンにも著作権があります。高校生に向けた良い警鐘だと思います。ネットの情報の信憑性は複数のソースを用いて確認しましょう。いわゆるフェイクニュース対策ですね。

情報の業界では定番のパリティが出てきました。皆さんのスマホの通信やJANコードにも使われている極めて基礎的な技術で、情報の誤りを検知する事が出来ます。今回の問題で出てきたのは誤り検知だけで訂正はしない(厳密に言えば誤り検知ですらない)極めて簡単な物ですが、しれっと16進数の知識を問うあたりが凝っていますね。IPAの試験だと抜け落ちた情報の訂正した後の数値を答えよとか平気で聞いてきますからね。

飛行機のトイレを題材に出し、2つ使用されている場合にはランプを点灯させるという具体的なシチュエーションを持ち出しながら真理値表や回路を問うています。丸っこいのが掛け算で、とんがっている方は足し算です。三角に丸が付いているのは否定回路ですが、今回否定は使いません。

鉄道の路線図は場所、ホテルのランキングはカテゴリー等で構築されているのは言うまでも無いでしょう。こちらがネットでも良く取り上げられているQRの問題ですね。

QRはデンソーという会社が権利を保有していますが、誰でも自由に使っていいとすることでここまで広がったのです。

一見難しそうに見える左の問題ですが、文章をよく読むと答えを絞れます。そしてこれにあてはまるQRを選べという人間にQRを読ませるのかという衝撃の問題のように思えますが、QRの法則が分かっていれば分かるよねという事で実はそれほど難しくは無いです。ぶっちゃけ表1に答えが書いてあります。1番目は20文字、2番目は40文字というのもヒントです。


待ち行列の簡単な問題ですが、図が途中なので自分で作らないと答えが出せないので注意しましょう。

散々焦らしておいて最後にプログラミングが出てきます。プログラミングも一ひねりしていて硬貨の最小交換枚数を取り出す枚数という関数を作る話になっています。例えば46円なら10円玉4枚・5円玉1枚・1円玉1枚で6枚になるよねというような話です。前の選挙の問題が面白かったので、政治に絡めて新聞社が良くやっている内閣支持率を自動集計する問題が出てくる事を期待ですね。

iは0から増やすのが定番ですが、プログラム1行目を見ると1円・5円となっていて大きい金額から見るという動作と真逆の動作になる引っかけになっているので注意が必要です。なので今回は4から1ずつ減らすを選択します。次にmaisu=ときたらmaisuが浮かぶはずですからそれが答えです。そしてまずそのお金で使える枚数をmaisuに足します。例えば46円で10円なら4を足すという事ですね。そしてその余り(6)をnokoriにぶち込みます。その後次のループが回るので小さいお金はそこで処理されていきます。

今回は釣りを増やしていくという話なのでtsuriを増やしますが、tsuriが0の場合もあるので必ず0スタートにして下さい。そしてせっかく枚数という関数を作ったのにそれを使わないと意味が無いのでそれぞれshiharaiとtsuriの枚数を関数に飛ばして数えてもらいます。その後、maisuがmin_maisuより小さければmin_maisuに現在のmaisuを代入して最小値とし、それを表示してプログラム終了となります。
今回の問題は現場からの反発が大きかったのか全体的に簡単というか、考える力や問題解決能力を育む問題構成になっていると感じました。いくら情報1の範囲と言ってもいきなりソートのプログラム穴埋めを出す訳にもいかず、試行錯誤している感じが非常に強いですね。次世代高速通信5G、社会人でよく間違えるのがBccとCcのミスとか、メール開いたらウイルス感染したとか、最近流行のフィッシングメールとか、コンビニのプリペイドカード詐欺、詐欺の受け子、コメントによる誹謗中傷問題等、情報の範囲は極めて広い訳でこの辺も今後の問題に織り込んでもらいたいと感じます。