DDR3メモリとDDR4メモリの違いは?5つまとめ

近年急速に普及しているDDR4メモリ。一体何が違うのでしょうか。
薄っぺらいことしか書いていないサイトも多いですが、技術系のサイトも読み込んでパソコン初心者にもよく分かるようまとめました。

1.容量が違う
DDR3メモリは一枚の容量が8GBでしたが、DDR4メモリからは一枚の容量16GBもサポートされます。
これによってスペースの小さい小型PCでも大容量メモリを積むことが可能となります。

2.速さが違う
DDR3メモリは1,066MHzから始まりましたが、DDR4メモリはその倍の2,133MHzからスタートです。
単純に倍と書いているサイトも多いですが、あくまでスタートが倍なだけで実際に倍かどうかはそのメモリモジュールによるので何とも言えません。
例えばDDR3 1,600MHzからDDR4 2,133MHzのモジュールに交換だと2倍ではなく約1.3倍で大して速くなってないじゃん!交換したのに!と思うかもしれません。高速化を体感したければ周波数の高いモジュールとそれに対応したマザボを。その分高いですけどね。
今この記事はDDR4メモリをオーバークロックし、DDR3では実現不可能な2,933MHzで書いています。

3.省エネ!
DDR3は1.50Vでの動作でしたが、DDR4は1.20Vでの動作となります。
単純にかけ算すると2割削減ですが、電圧は電力消費に二乗で効くので、消費電力4割削減となるのです。
大して消費電力は変わらないというサイトもありますが、確かに一枚当たりは1Wとかの違いかもしれませんが、二枚四枚となるとかなり違ってきます。また、1W単位で電力をケチらなければならないモバイルやノート分野では歓迎されます。
どちらにせよ省エネになることは電気代が減ることを意味しますから、いい事です。
ちなみに1.20VメモリをBIOSから1.16Vにした場合は、DDR3比約45%削減です。

4.挿しやすい
DDR4はピンの一部が曲がっているので、差し込みやすくなっています。
今までのメモリは挿すのに折れるんじゃないかというぐらい力が必要だった思い出がありましたが、確かに比較的楽に挿せましたね。
これでマザボ側のスロットが壊れることも少なくなるでしょう。

5.安定性が違う
スイッチング特性が改善されたことにより、オーバークロックしやすくなり、相性の問題が減っています。
うん?一般人はオーバークロックなどしないって?ですよね。DDR3時代は一段上げるのもやっとだったクロックがDDR4だと二段も上がるのです。これにはビックリ。
とにかく相性、買ったメモリがちゃんと動く、その確率が上がったと言う事です。
DDR4でも相性問題はあります。マザーボードのメーカーページにメモリの動作確認表がありますので事前にそれを確認するとよいでしょう。

Q:処理速度は違うの?
同じ周波数の場合でも、DDR4のほうが新機能が追加されていますので、いくらか高速でしょう。ただし技術上の話であって体感上はほとんど変わらないと思います。
あくまでも今までより高い周波数をサポートしてより省エネですよ、というのがDDR4であって、それに魅力を感じず純粋な処理速度という点で語るならばCPUのスペックを上げた方が目に見えて分かるかもしれません。

Q:高い周波数は意味あるの?
単純にCPUのクロックを上げずにサクサクに見せたり、また内蔵GPU使用の場合は内蔵GPUのパフォーマンスを上げる効果もあります。
なぜなら内蔵GPUはメインメモリを拝借しているからです。

Q:高い周波数のを買ったけど2,400でしか動かなかった。不良品ではないか
マザーボードが2,400までの対応の場合、それに依存します。
特に比較的バリュー帯に位置するマザーボードの場合は2,400までの対応が多いので商品選定の際はお気をつけ下さい。

Q:我慢すべき?
速度の点はさておき、省エネである事は事実です。
今のパーツを売却して同じような予算でDDR4に移行できるならば移行することをお勧めします。電気代は確実に下がるでしょう。

いい事ずくめのように見えますが、最後に注意を。
※物理的互換性はありませんのでご注意下さい
DDR3と4は電気的仕組みが違うので、刺さらない様になっています。間違えて買った場合は返品するハメになるので注意を。
ゲーム機のプレステ4が3・2・1に対応しないのと同じです。
こちらで検索すると沢山出てくるので、デザインや性能・価格などからお気に入りの物を選べば良いと思います。