JR東、新松戸駅でホームドア使用開始 転落に伴うダイヤ乱れ防ぎ安定性向上

JR東が、2021年12月から新松戸駅においてホームドアの使用を開始したという事で、実際に行ってみた。千葉県自体が割とホームドアを推しているようであり、行政の税金も投入されているのかもしれない。

従来のホームドアに比べて真ん中をくり抜き透明の板を被せたタイプのコストカット版であるが、住民の混乱無く受け入れられているようで、コストカットしすぎてむしろ格好が悪いスマートホームドアは採用しなかったようだ。ホームドアは簡単に設置できる物では無く、ホームの拡張工事、及び場所によっては基礎の増強工事が必要になる場合もある。そこそこ利用者のいる駅ではほぼ全駅に設置すべきであり、その為に政府はバリアフリーという名目で鉄道運賃に10円までの範囲で加算できる制度を作っている所である。世界最大の鉄道企業であるJR東は今のところこの制度は使っていないようであるが、工期及び費用を短縮できるホームドアを開発する事は急務であろう。デメリットと言えば列車撮影が出来ない・駆け込み乗車が出来なくなる事であるが、これは鉄道事業者にとっては大きなメリットであろう。その他、転落事故防止で命を守る事、ダイヤ乱れを無くす事という事を考えてもメリットしか無い訳であり、全国の鉄道事業者は早急に設置を進めてもらいたい物である。