静岡県警が、信号の無い横断歩道手前に「手をあげよう」という表示を貼り付けている。横断歩道に貼り付けるという方法はなかなか斬新であり、2022年2月頃から設置されたようである。
交通の方法に関する教則で手挙げ横断が復活した訳であるが、横断者の殆どには浸透しておらず未だに警察は歩行者側に注意せず自動車側が悪いとして横断歩行者等妨害等で切符を切りまくっているのが現状である。納めた反則金は標識に使われるとしているが、実際は国庫に入るので国の小遣いになるだけだ。しかし、いくらクルマが悪いと言っても車も急に止まれないわけであり歩行者が急に飛び出してきてすぐに急ブレーキで止まれるかと言われると全くその保証は無い訳であり、自動車に対して切符を切る前に歩行者の啓発を最大限やるというのは警察の宿命であろう。啓発によって違反や事故が防げるのであれば安い物であり、各都道府県警察も政府のノルマや予算に応えて朝から晩まで取締りスポットに警官を配置する事の人的リソースがいかに無駄かという事に気づいてもらいたい物であり、民間だと絶対にこういう運用はしないはずである。上司の命令に従って配置される警官も本来は取締りなどやりたくないはずだ。比較的厳しい歩行者妨害取締りが行われている大宮駅付近にもこの表示を貼り付けてもらいたい物である。
