燃料電池自動車「MIRAI」に6時間5360円(NOC/免責込)で乗れる驚愕のプランをJR東日本が出しているという事で、実際に乗ってみました。24時間借りても6590円という破格の料金設定で、仙台や郡山等の一部の営業所限定です。他のレンタカー会社は保証は別とか距離料金も加算という場合もあるようですが、JRはこれポッキリで別途料金が加算される事はありません。ただし燃料費は別で、客が満タン返しする必要があります。満タンと言っても水素ですけどね。例えばトヨタレンタカーだと6時間18000円なので3分の1以下という事になります。
こちらが車体です。3ナンバーなのでかなり大きいですね。電動リクライニングとなっています。
真ん中は収納になっており、シートヒーターも付いています。サイドブレーキは足踏み方式です。
ETCも標準装備となっており、一番上は眼鏡入れもあります。
ナビも純正の大画面を採用していますが、なかなか癖のあるナビです。エアコンはタッチパネルで調整します。助手席と運転席で独立なので、暑い寒いで喧嘩になる事もなさそうですね。
青いボタンが電源スイッチです。もちろん水素なのでエンジンはかかりません。ウィンドウは全席電動となっています。
ハンドル周りはこんな感じで、特殊なギミックはありません。ハンドル右下にはACCボタンが付いており、自動での追従が可能です。ただし全車速ではないようで30km/hを下回ると手動での制御が必要です。ギアはプリウスと一緒で特殊なギアとなっていますので、発進時・バック時はご注意ください。実際に走ってみるとガソリン以上の加速であり止まる時はしっかり止まり、ウィーンという電気音だけで車体が動くのは衝撃ですね。
後部座席にコンセントがあったり、エアコンの風が出てくる等、後部座席も充実した作りになっています。車両価格700万円の車なので所有するのは大変だが数日間試してみたいという人はぜひレンタカーで借りてみてください。
