国交相、便乗値上げ「認められない」全国旅行支援の趣旨逸脱と発表

国交相が、全国旅行支援開始に伴いそのタイミングで宿泊施設側がホテル等の代金を値上げする行為について、「全国旅行支援の趣旨を逸脱するものであり認められない」と発言した。過去の価格は見れないので宿泊施設側もそれを利用して料金を釣り上げている側面は否めないが、普段どれくらいの価格帯なのかは消費者も把握しているのは当然であり、1万円のホテルが2万になったとすれば消費者は違和感を覚えるだろう。
ホテル側も宿泊価格を上げれば収入を上げる事が出来、これまでの赤字を取り戻したいという思惑があるのかもしれないが、気持ちは分かる所ではあるが消費者目線からすれば納得しづらい行為であると言えるだろう。空室率等によって料金が変動すると言っても、旅行支援が始まるから綺麗に満室になるとは限らず、上げない良心的な事業者もあるとは思うがほとんどの事業者が何らかの値上げをしている可能性が高い。
一方で、価格は客層を変えるという側面も持つ。例えば普段1万のホテルが割引で6000円になったとして、1万の客層と6000円の客層が明らかに違うのは言うまでもない。客層が悪くなると困るとかブランドを守るためという側面もあるかもしれないが、それならば旅行支援に参加しなければいいだけの話であり参加するのであればホテル側もある程度の客層変化は飲む必要があるだろう。東京開始の直前で発表された点で特に東京の事業者をけん制する狙いがある可能性は高いが、今後の対応に期待したい所である。