LUUP、飲酒運転報道・死亡事故発生で取締り強化 摘発で即アカウント凍結

電動キックボードの飲酒運転や死亡事故発生がマスコミ等によって報道されているが、その中の大手事業者「LUUP」が乗車前の画像啓発等を行い、飲酒運転防止を強化すると発表した。

電動キックボードは見た目は自転車のように見えるが、法令上は原付(特区では小型特殊自動車)であり、警察から見るとれっきとした車両であり歩道走行や逆走・一時不停止・信号無視・横断歩行者妨害等・携帯を手で保持や通話・飲酒運転等は当然取締りの対象になり違反者の免許に傷が付き反則点数・反則金が課される事になる。自転車では無く原付扱いなので警察に摘発された時の処分もかなり重く、使うのであればそれを覚悟の上で使用すべきであろう。これらの処分について、レンタル事業者がカバーしてくれる事は一切無く全てユーザーに降り掛かる。規制を厳しくすると運営の売上も下がるからか画像の警告も以前より厳しくなったがまだ甘いように感じており、飲酒運転は免許停止や取消・罰金30万等、罰則の部分を厳しく強調すべきである。将来的には免許不要で乗れるみたいな話もあるが、数年先の話であろう。事業者と警察が連携して指導等を行っているようだが状況が改善しない事から、大々的な対策に踏み込む事とし、深夜時間帯にポートに警備員を配置しての啓発・指導、乗車前の画像による警告を強化する等を発表した。一番良いのは全てのポートを有人化し、深夜の貸出禁止、キックボードまたはポートに飲酒検知器を取り付けて酒の匂いがしない人だけ乗れるようにするのが一番であろう。運営側も無人だから好き勝手やられている事実を理解すべきであるし、飲酒運転撲滅が叫ばれている昨今にむしろ助長しているような側面があり抜本的な解決策が見当たらないのであれば試験事業の縮小も視野に入れるべきなのは当然の事であろう。