警視庁、自転車違反も赤切符交付開始 クルマだけが悪者の時代は終焉

警視庁が、自転車の道交法違反に対して今月下旬から赤切符を交付すると発表した。これまで注意で済ませていたような信号無視・一時不停止等の違反であっても赤切符の対象になるという。一番危険なのは自転車で出前を運ぶ某配送サービスだろう。仮に配送中にドライバーが切符を切られた場合、1時間近く拘束されるので中の弁当等が冷めた状態で客の元に届く事が懸念される。
表向き「地域からの要望があった」としているが、組織内部で誰が何件切符を切ったのかというのは昔ほどでは無いが何らかの指標になっているのは間違いない訳で、ドライバーや原付の皆さんが違反をしなくなった事で件数が減ったので、自転車に標的を向けたのだろう。現実として自動車を追いかけるには白バイでキュイーンという甲高い音を街中に撒き散らしながら走る必要があり高級ホテルの客室にも入り込み非常に不愉快な気分になるが、自転車であればチャリ松が追いかければ良いだけなので大音量のサイレンを鳴動する必要なく違反を切る事が可能となる。最近流行の電動キックボードの飲酒運転等に対しても厳しい取締りが必要だろう。
道交法の本来の趣旨は道路を使う全ての人が安全に通行できるようにと定められた法律であり、それならば自動車・二輪・原付ばかりを取り締まる行為そのものが道交法の趣旨から反しているというのは言うまでも無い。自転車や歩行者も道路を使う人という意味では同じ構成人員であり、自転車の取締りのみならず横断禁止道路での歩行者の横断、及び歩行者の信号無視についても反則切符及び反則金を適用していくべきであろう。