コンビニで警官が300円おごる理由 斬新な特殊詐欺対策にネット話題

島根県大田警察署管内において、特殊詐欺対策として斬新な取り組みが行われている。3万円以上の電子マネーを購入した際にはカードを渡さず老若男女問わず全員通報し、それまでの間客に対して警察のおごりで店内で300円分の買い物ができるようにした。警察呼んでますのでというとムッとする客が多いが、300円で好きな買い物してくださいと言われるとイライラも和らぐ客が多いはずである。警察がすぐに到着するのは都市部でもない限り不可能であり、300円の買い物をしている間に警察が到着し事情を聴き警察が問題ないと認めればカードを渡すというフローになっており、警察としても購入者が現場から立ち去ってしまうと事情を聴けなくなり被害が発生してしまう可能性が高いと考えたのだろう。300円でジュースとパンでも買ってイートインで休憩してもらい臨場するまでの間の時間稼ぎをして欲しいというのが本来の狙いであろう。
店舗としてもレジの過不足点検は定期的に行っているが、事情の説明が事前にあり、数時間以内に金を返してくれればそれほどうるさく言わない店舗が多い。それを一般人がやると万引きだ窃盗だとなるが、警察等の役所組織の公権力を上手く利用した形と言えるだろう。実際には警官のおごりではなく市の予算から出ているようであるが、捜査費用等を鑑みれば300円で被害が防げるなら安い物であり、全国でこの取組みが進む事を期待したい。