固定光回線の分かりづらい表示、20年以上横行も野放し状態 是正すべき

固定光回線を新規で契約する時に便利なランキングサイトであるが、それぞれの業者がキャッシュバック(現金還元)や工事費無料、解約手数料負担等を打ち出しており、本来の料金が非常に分かりづらくなっている。

例えば実質2,200円という回線があったとしても、2年縛りかつ月々の請求額は4,000円台になる事が多く、12ヶ月後や24ヶ月後に消費者自身が申請して初めてキャッシュバック金額が振り込みされるという仕組みになっており利用者が申請しなければ事業者の得になるのが現実である。このキャッシュバック金額を加味して実質金額とするのは不適切な表示という点で適正な事業者を選ぶ事を妨げており景表法違反と言えるのではないだろうか。携帯電話業界では不適切な表示は減ってきたが、政府が全く監視していない固定光回線業界では未だにこの手法が横行しているのである。
最近は縛りの無い事業者も出てきているが、やはり価格では縛りのある事業者の方が安く見えるのが現実で、キャッシュバック金額も縛り事業者の方が高く設定されておりランキングサイト等で上位に出てくるので申し込む人が多いのだろう。
利用者が一番知りたいのはキャッシュバック等を除いた価格が月々いくらになるかであり、1年後や2年後にいくらか貰えるから実質的にはそうでしょという考え方は本質からずれている訳であり、利用者の申請が必要な時点でもはやそのテイを成していないのは明らかでありこの手で新規契約者を獲得する過度な競争は辞めるべきであり消費者庁もきちっと指導すべきである。競争がある事は否定しないが過度な競争は事業者を消耗させるだけであり、キャッシュバック全く無しでその分月々の利用価格を抑えてくれる固定光回線事業者が出てくる事を期待したい物である。