群馬県知事、マイナカード低成績で激怒「極めて不愉快」「義務化すべき」

政府がマイナンバーカードについて取得率の低い都道府県はデジタル田園都市国家構想交付金の申請を認めないと表明した事について、群馬県知事は「率直に私の責任」としつつも、「成績が低いと意地悪するという高圧的なアプローチは間違っている」「それなら義務化すべき」「まるで恫喝だ」「国と都道府県が連携するというのが本来の姿」「みんなが持ちたくなるような利便性の高いカードにすべき」等と激怒した。

まずマイナンバーカードとデジタル田園都市に何の関係があるのか全く理解不能であるが、北海道も沖縄も同じ国土であれば等しく平等であるのは言うまでも無いが、どうしてもランキングせざるを得ないのだろう。ランキングという事でランキングに詳しい群馬県知事に記者は話を振ったのかもしれない。義務化して国が責任を持つから都道府県も頑張って下さいとすれば付いていくとしたが、任意の状況で責任は都道府県に丸投げという状況はおかしいと断言し問題提起した。現在各自治体が必死になって大規模モールや商業施設等に会場を開設しているが、閑古鳥が鳴いているコンビニやスーパーのイートインに職員が常駐する形の臨時会場を設置してもいいのではないだろうか。写真撮って書類に記入するだけなので申請自体は10分ぐらいで終わる作業であり、昼間の客なら余裕があるので応じてくれる可能性が高い。一日1万円ぐらい払えばどの施設もOKを出してくれるだろう。反対派も居るようであるが、マイナンバーは既に全国民に付与されておりその番号を記しただけのカードに過ぎない。またカードを作るとプッシュ型の給付が受けやすくなる他、ふるさと納税の手続きが簡単になるというメリットも存在している。作りたくないのではなく作り方が分からないのが現実であり、役所に行くのが面倒・行きたくないという人にどのようにカードを作ってもらうのか、行政の発想の転換が急務と言えるだろう。